2009年6月19日金曜日

動物たち 金の山の巻

動物好きの友人と久しぶりにごはんを食べた。
「最近の動物体験を語れ」という嬉しいリクエスト。
語らせていただきましょう。

いろいろあるんだけど、じゃあまずは4月に行ったMontana de Oro(スペイン語で『金の山』。黄色い花がたくさん咲くから)の州立公園でのキャンプの話ね。

あ、それは海岸線をサンタバーバラよりもまだずっと北に行って,温泉で有名なサン・ルイ・オビスポを越えた辺りにあります。ハースト・キャッスルのあるサンシメオンよりは南やで。

キャンプ場はこんな感じ。

















うさぎもおるし、


















うずらもいっぱいおったよ。
トサカが提灯みたいで可愛いっしょ。

















サル。
















鳥が逆クエスチョンマークで飛んでた。






















ほんでこの断崖の横っ腹にね、

















鳥たちが住んでるの!

















海岸に下りたらアザラシがじっとこっちを見てたよ。


















ムール貝もいたので夕食のお供になってもらいました。


「お、焼けたぞ」
「いい匂いだ」
「どれどれ」
「ちょっと。食べても大丈夫?」
「『武士の一分』で目が見えなくなったのは貝のせいじゃなかったっけ?」
まだしばらく目は使えなきゃ困るということで、誰も箸を付けられなかったのだった。。。


というわけで、晩ご飯はバーベキューと豚汁だったんですよ。
ね?

















え?食べ物の話じゃなくて動物の話?
分かってる、分かってる。
とにかく、テーブルを見てください。こんな感じ。
















バーベキューコンロと豚汁の鍋があるでしょ?




















私と数々の山行を共にしてきたREIのカップもありますね?















このカップには今「森永ミルクココア」の粉が入っています。
お湯を沸かそうとしたところで
「まあまあビールを」
「まあまあワインを」
なんてことになってしまったので、ココアは飲みそびれていたのだ。

ビール。

















そうそう、動物の話ですよ。そうですよ。

そして皆おなかもいっぱいになり、後片付けをして寝ましょうということになった。
たいていのものは車の中にしまったけど、クーラー、バーベキューコンロはテーブルの周りに置いておいた。まだたくさん残ってる豚汁の鍋はベンチの上に。ココアの入ったカップは明日の朝飲もうということでテーブルの上に。
「海辺は熊の心配しなくていいから楽ねー」なんて言いながら各自就寝。

風の強い夜であった。

「ガタン」
という音で目が覚めた。
あれ?バーベキューコンロがどうにかなったかな?
となりのテントからCさんが出てきた気配がする。
私は眠いのでわざわざ起きたくないんだなあ。
「今の音、風ですか。」
「風,、、じゃないと思う、、、、あ!!」
「なに?」
「タヌキだ!」
「ええ?」

テントから飛び出す。
おおお、隣のサイトのキャンピングカーの下から目が光ってるぞ。
3匹!

タヌキと言っても正確にはアライグマですね。そう、ラスカルですよ。
我々のテーブルをライトで照らすと。。。

「ねえ、Cさん、豚汁のふた開けた?」
「んなもの開けねえよ。あ、足跡が!」

ラスカルのヤツ、鍋のふたを開けて、きちんとテーブルの上に置いていました。まるで人が開けたみたいに。
両手を入れて具を食べてたのかなあ。
写真がないのが誠に残念。
肌寒い朝の温かい豚汁楽しみにしてたのに。
これも誠に残念。

朝起きると、私のREIカップも消えておりました。
ラスカル,ココアおいしかったかい?
お湯もらいにきてもよかったのに。

ラスカル親子が出入りしてたと思われる穴です。


















キャンプサイトにぼこぼこ穴が空いてたので、ジリスが住んでるのかと思ったら、こいつでした。えっと、こいつの名前は、、、モグラじゃなくてプレーリードッグじゃなくて、、、、ど忘れしました。また今度。
















動物体験記は続く〜。

2009年6月16日火曜日

台湾料理

ブログ長いこと書いてないなーと思ってる間に3か月も経ってしまったのですねえ。
びっくり。

いろいろその間にイベントはあったわけなのですが、久しぶりで調子がつかめないので今日はとりあえず今こんな感じ〜という与太話のみ。

昨日台湾料理屋に行きました。
「レストラン」という雰囲気ではなく、さらに「料理屋」というよりも「飯屋」と言ったほうが近いのかもという雰囲気です。
























ここは台湾からの留学生に教えてもらった店です。
「安いです。おいしいです。台湾人がたくさん行きます。」という文句に釣られて行ってみたのが3年前。
おっしゃる通り。その通り。
英語が通じにくいのもそれっぽくていい。


この店に行くと頼まずにはいられないのが「サンピン」。
レジの横に冷菜の並んだショウケースがあって、ここから三つ好きなものを選ぶ。
三つ選ぶから「三品」なのだと思い込んでいたら、



「三拼」だったのねえ。この「ピン」という漢字、ここに出すのちょっと難しかったです。さてどうやって出したのでしょう???


さて我々が選んだ今日のサンピンはこちら。














ピーナッツの唐辛子炒め。
うまい!!ビールください!
でもここは「飯屋」さんなのでアルコールは置いてないのね〜。
それでも箸が止まらない。

そして、昆布の和え物。
なんか、こりこりでもふにゃふにゃでもない絶妙の歯ごたえとあっさりした味付け。
たまらん〜。

さらに高菜と豆腐の和え物。
湯葉かと思ったらどうも薄切りの木綿豆腐のようだ。
これもあっさりした味付け,止まりまへん。

四川料理の店もお気に入りがあってたまに行くんだけど、そこにもまさにこのサンピンがあるのです。品揃えはよく似てるけど、味が微妙に違う。どちらもうまい。
でも、基本的に台湾の味はあっさりが身上なのだろうと思われる。

メイン?はインゲンと肉の炒め物とワンタンメン。
どちらも写真そっちのけでいきなりがっついてしまったので、食べかけの画像ですみません。




















インゲンと「肉」の炒め物だったよね、頼んだのは。。。
「肉」はどこ?
え?あ、これ?
やけに生姜とニンニクがたっぷり入ってると思ったら、これミンチかいな。
インゲンがねー、強火でガッと炒めたんですな、これ。
火が通ってるのに生の色と香りがしっかりと。
アメリカの家庭用のコンロはとかく火が弱いので、こういう業務用の強火のコンロがうらやましいです。



ワンタンは中に高菜のような緑のものがたっぷり入っていました。スープの味もごくあっさり。
麺は、、、、ご覧の通り,、、うーん、何と言うのか、腰のないふやけた麺です。
この店、麺が売り物らしくてメニューの半分は麺なんだよね。
知人に「Sue's Kitchenって知ってる?」って聞いても「ラーメン屋さんでしょ」と言われることがある。ラーメン屋さんとしてなら来たくないわ、ここ、とまで思わせるような麺である。

でも、この全体的に漂うあっさり味がやさしくてやめられん。
ふにゃ麺にはがっつり真っ赤なチリソースをかけて食っちまいましたけどね。


というわけで今日はこの辺で。
おまけ(?)にくーちゃんの「死んだふり」。

2009年3月21日土曜日

韓国 メキシコ ベトナム

砂漠を出た後、我々の冒険は韓国,メキシコ、ベトナムへと広がったのでありました。

砂漠からロス方面へ戻ること1時間半あまり。
そこは、こんなさびれた田舎町。




















さびれているくせにいきなりニュー・オーリンズか?というようなハデな建物出現。
しかし建物の周りはやはり虚飾のない侘びさびのサビサビの世界が。。。。















ん?
ニュー・オーリンズの向こうに見えるのは温泉マーク?





さよう。
ここは、日本人の牧師さんが経営されておる温泉宿なのです。















「愛し、赦し、感謝すれば幸福になります。」と看板に書いてある。
我々はここで、愛し、赦し、感謝して幸福になれるのだろうか。

まずは、屋外のジャクジーを見学。温水プールもある。
韓国の方が多いようである。
バーベキューをしているグループもある。
当然、カルビである。いいにおいだ〜〜〜。愛のあふれるおすそ分け、なんてことにはならないんだろうか。そうしたらとっても感謝しちゃうけど。

鍵をいただき部屋に入る。
う〜〜〜〜〜ん。
ベッドの横の壁には十字架が。
枕の上には『最後の晩餐』の油絵が。
印刷ではなく、絵です。
これは、オリジナルというのか、、、コピーというのか、、、、。

フルサイズのキッチンが付いており、大きい冷蔵庫があるというのが売りのようだったが。
あります。広いキッチンとダイニングテーブル。
冷蔵庫の上には電子レンジまで。
しか〜し。
台所用品もお皿もカップもなんにもないのね。
う〜〜〜〜〜ん。。。。。
赦せるのか、私。

と、とにかく、お腹が空いてきたことでもあるし、気をとり直して飯でも食いに行こうぜっ。
と街へ繰り出す我々。
街と言ってもほぼゴースト・タウン。
レストランは数件建ち並んではいるものの、半分ぐらい閉まってますがな。

軽く一周して、メキシカンのベーカリーへ。
ベーカリーなんだけれども食事もできるという。
はいはい、それじゃお願いしますよ。

そしてこれが大当たり!
おいしい〜〜〜。
アメリカにおけるメキシコ料理は、日本における中華料理の如く広く愛され日常食になっているというけれど、どうしてなかなか、本格的なお味のメキシコ料理にはそうそう出会えるものではありません。
素朴な見てくれだけど、サルサが、チップスが、トルティーヤが、味わい深いのです。
そして、お店の人々がとても親切で一生懸命仕事をなさっておる。

このように応対が気持ちよく、本当においしいメキシコ料理のレストランに去年一軒あたりました。
それは、デザート・ホット・スプリングスという、やはり砂漠のまん中の温泉町。
街として成り立つのかというぐらいのさびれ方もここと似ている。

砂漠の温泉町にはうまいメキシコ屋あり!
って言い切ってしまっていいでしょう。

せっかくベーカリーなので、ケーキでも買いましょうということで買って帰ったのがこのケーキ。















「三つのミルク」という名前のケーキです。
レジのおばちゃんが「おいしいの選んだね」とにっこり。
選んだのは山男。
「これは確か、二つのスポンジ層のひとつが山羊のミルクに浸してあって、もうひとつの層が羊のミルクに浸してあって、ホイップが牛乳だから三つのミルク」という説明。

ええええ?
そんな組み合わせあり?食べ合わせなし?
とおそるおそる食べてみたら、、、、、、
ひや〜、なんかしらんけどうまい〜。
羊の匂いも山羊の匂いもしないけど???

後で友達に聞いたら、「エバミルク(無糖練乳)、コンデンスミルク(加糖練乳)、生クリーム」の三つの「牛」乳ってことだそうです。
な〜んや。そうと知ってたら恐れずにパクパク食べたのに。恐れながらパクパク食べてしもたがな。

で、そのレジのおばちゃんが「うちは朝ご飯もおいしいよ〜」とにっこりしたので翌朝も同じ店に行きました。
はっきり言って、前の晩に満腹になったおなかがまだ空いていなかったので、一人前注文するのは気が引けたのですが、ぜーんぜんそんな心配は必要なかった。
うまいよ〜〜〜。















ウエボス・ランチェロス『牧童の朝食』というお名前の食事です。
トルティーヤの上に目玉焼き、そしてランチェロ・ソース。
カツオだしでも入ってんちゃうか、というぐらい旨味のあるソースでございました。目玉焼きの焼き加減も絶妙でござりました。ありがとう。感謝します。

さて、それで温泉はどうなったのかって?
メキシカンな夕食の後、屋外のジャクジーに入りに行きました。
二つあるけど、ひとつには韓国の方々があふれんばかりになっておられる。
ので、空いてる方へ。
先客のおばさまが「チョアヨ?(いいでしょ?)」と声をかけて下さったので、「ネー、チョアヨ(はい、いいですね)」とちゃんと韓国語でお答えしたのだが、発音が悪かったのかおどおどした態度が悪かったのか、韓国人ではないことが一気にばれたようでその後は黙殺されてしもた。それとも連れが白人男子だったのがいけなかったのか。

その後、入ってきた数人の日本人男子たちの会話によって満杯の湯船の方が湯が熱いのだということが判明したのであったが、ちょっとそこへ割り込む勇気の出ないままな我々であったのだ。
あ、つまり混浴ですけど、屋外はすべて水着着用です。
そしてつまり、なかなかの混雑具合なのです。人気の高い場所のようなのです。
なぜ?
安くないですよ、ここ。あの、つまりお部屋の具合と比べるとかなり割高なんじゃあと思うんですけど。
なぜみんな来る?

と、うだうだ言いながらも長湯。なんか、とろとろでいいやん、ここの湯?
天然硫黄泉だと言うけど、そんなに硫黄臭くもないし?
じゃ、次はお部屋のお風呂に入ってみましょう。
蛇口をひねったとたんにこちらはもわ〜っとゆでたまごのようなオナラのような硫黄の匂いが立ちこめる。
アメリカには珍しい深い浴槽である。
ひや〜、とろとろやん〜〜〜。

しかし、風呂を出たらテレビも何もない部屋があるのみ。
飾り物との相性が悪かったか、湯上がりというのに熟睡もできずに朝を迎える。
メキシカンな朝食の後で、近所の湖などを散歩し、「風呂しかないんだからまた風呂に入ろう」ということで風呂へ。
朝からまた混んでますがなー。

しかーし、今朝は熱い方にもはいってやる。えいっ!
すると盛り上がっていた韓国勢,当然私に注目しはります。
「ホニャラララ?(こいつ韓国人かなあ,と言っているようだ)」
「イルボンサラミエヨ〜(日本人ですよ)」
「ホニャラララ?(韓国語話せるのか、と言っているようだ)」
「チョグムマン(ちょっとだけ)」
「ああ、そうですか」
「あ、日本語話せますか」
「すこし、すこし」

「すこし」と「チョグム」でこの後訳の分からない会話が続いたのだが、けっこう楽しかった。
しかしこの「日本語すこし」の男性以外の紳士淑女にはあっさり無視され続けていました。

結果、幸福になれたのか、我々?
なれました。
お湯を愛し、メキシコ料理を愛したが故にふしぎな宿の眠れぬ夜を赦すことができ、ここに辿り着くに至った運命に感謝した結果、心も体も緩んで幸せな気持ちになりました。また来るかも。。。。ええっ?

お次の冒険はプチ・ベトナム体験です。
お宿を後にし、サンタアナ山脈を越える景色のいい山道をドライブして、すこし北上するとそこはリトル・サイゴン。
リトル・トーキョーもチャイナタウンもすっかり観光客用の見せ物タウンと成り果てましたが、このリトル・サイゴンはまだまだベトナム人たちのための街であるという本来の成り立ちを失っていません。
バゲットにベトナム酢の物の入ったベトナム・サンドイッチを、敢えて著名な「リーズ・サンドイッチ」ではない店で買い込んだ後、朝、あれだけメキシカンで満腹になったにもかかわらず,やっぱりフォーは外せない。





































この、小さい冷やしぜんざいのようなものは頼みもしないのについてくるデザートです。
味は、、、、なぜかリンゴジュース!
ふしぎな食べ物です。おいしい食べ物です。
やっぱり幸福になりました。
たかが片道3時間圏内で存分に楽しんだ濃い週末でありました。

2009年3月19日木曜日

砂漠


砂漠に行ってきました。
アンザ・ボレゴ州立公園という所です。
我が家からフリーウエイを乗り継ぎ、なんとも牧歌的な田舎道を走り、そしてワイルドな岩山の景色を見ながら走ること3時間。
もうこれだけで別世界〜です。

なぜこんな所に来たのかと言うと花見の季節だからです。

こんなことや





















こんなことや












こんなことになっとるわけです。





















さらに砂漠ですからして、こんなことにもなっとるのです。



う〜〜ん。まるで手塚治虫のマンガに出てきそうな植物ではありませんか。
これがなかなかどうして、背の高いサボテンなのですよ。オクティーヨという名前だそうです。






















花の部分をアップにするとこんなことになってます。











何が嬉しいって、州立公園で、花見の季節で、駐車場は出て行く人をせき立てるようにして探さないと停められないぐらい人気のある場所なのに、こうしてちょっと荒野に踏み込むと♪この広〜い野原いっぱい♪私だけのものになってくれることなんです。
見渡す限り人の姿が見えない。
太陽は照りつけているのに汗が流れる間もなく乾いて行く湿気のなさ。
そこに絶えず流れるどこか冷たさの残る風。
チイチイと鳥の鳴く声。











がさっ。
え?
おお、野うさぎじゃ!
この砂漠にいるのはオグロジャックウサギといって,うちの近所の海辺で見る普通の野うさぎとは違ってけっこう体の大きい耳の長いウサギです。

バルルルルッ!!
ぎゃー!!!!何!!!!そこの茂みからああああ!!!!
と飛び退く私。
と見ると私の気配に驚いて慌てて逃げて行くウズラたち。
バルルッというのは驚いたウズラの羽の音だったんですねえ。
飛べよ、だったら。

ともかくも、浮世離れしたなんとも幸せな時間を過ごしたのでした。

その後人気スポットに移動し、他人様たちといっしょに見つけたのはこの花。




ゴースト・フラワーというのですって。
ご覧の通り、花の色が薄緑色で葉っぱとあまり区別がつかない。
その気で見ないと見過ごしてしまうような花です。
でも、なんとも愛らしいではありませんか。

この後、まだまだ冒険は続いたのですが、それはまた次回に。

2009年3月2日月曜日

春に誘われて

♪は〜るに〜さそ〜われ〜た わ〜けじゃない〜♪
って流れる化粧品のコマーシャルが昔ありましたね。
「ありましたね」って言われても知らんって?
そうねえ、かれこれ30年いや、もっとかなぐらい前のことですものねえ。

とにかく3月になりました。
世は春です。
いえ、この辺りの昼間は夏です。
「もう夏」というより「相変らず夏」というぐらいこの”冬”は暑い日が多かったな。

我が家の庭にもずいぶん前から春が来ているのですが、ようやく写真を撮りました。






黄桃の花






















スナップエンドウ























これは鉢植えのジンジャー。
ジンジャーってことは生姜なんですが、食用ではないそうな。


















パパイヤ。
スーパーで買って食べたあとの種を植えたらこうなりました。
って植えたのは山男ですが。
こうなってからがけっこう長いんだよね。いつごろ食べられるかなあ。


昨日日曜日は、この陽気に誘われて海辺のお散歩に行ってきました。
海辺の散歩というかウォーキングは、徒歩圏内のビーチでほとんど毎週していますが、この度は少し遠出して(車で20分)やってきました、あの資産家ドナルド・トランプが作ったゴルフ場。
贅沢が売りのゴルフクラブだそうですが、敷地内に一般の人用向けの駐車場まで用意して、海辺の散歩道へのアクセスを確保してくれています。そうしなきゃ地元民に睨まれるから,、、だったそうですが。






駐車場












駐車場から1分も歩くとこんなことに。









けっこう急な昇り降りもたまにあり、歩きがいのある道になっております。
ところどころに「ここは整備されてないよ。知らないよ」「崖から落ちても知らないよ」など親切な標識が立っています。







で、どんどん降りて行くとこういう石ころの浜に出るわけです。
この日はなんとペリカンの死体あり、イルカの死体あり、で野性味あふれる浜の風景でした。























そんなことは気にせず、サンドイッチをほおばる我々。
サブウエイのスイートオニオンチキンテリヤキサンドです。
サブウエイで香菜(パクチー,シラントロ―)を入れてもらえるとは知らなんだ。おいしかったです。


イソギンチャクやヤドカリを眺めてのんびり遊んだ後、また上り下りを繰り返して駐車場に戻る頃には汗だくに。
光のどけき春の日ではありましたが、灼熱の太陽が照りつける夏はすぐそこという気配。
後1週間で夏時間が始まります。

2009年1月21日水曜日

ムグピーク (Mugu Peak)

1月18日(土)、久しぶりにハイキングに行ってきました。
場所は海岸をずんずん北上、マリブを越えてまだ北に、ベンチュラ郡に入ったところにあるポイント・ムグ州立公園にあるムグ山です。頂上(1266フィート=386メートル)から下を見下ろすと海軍の基地があり、日本の自衛隊もそこでミサイルの実験をしてたりするとかしないとか。

んなこたぁどうでもいい。
海岸線沿いに比較的昇り降りのなだらかなトレイルが伸びて行く気持ちのいいルートです。
距離は10.8マイル(17.4キロ)と、少々長いものの、登山道は平たくほとんど整地されてるかのような歩きやすい状態で、しばらく体を動かしていなかった後のトレーニングにはちょうどいいハイキングです。

が、しかし!
暑かったっす。
何しろ1月だというのにここんところ記録的な暑さが続いており、ついに華氏80度超(摂氏26.7度)が昨日(火曜日)で11日連続になったとか。やっと今日から少し温度が下がってきましたが、ハイキングに行ったのはその80度超がどこまで続くのか、という期待(懸念?)が盛り上がっている真っ最中。
なのに、久しぶりのハイキングで勘が狂ったか、帽子を忘れてしまった。。。。。ムボーなハイキング。
しかも、カメラも忘れてしまった。。。。サイアク。

ですが、このトレイルは3回目なのであり、前回(3年前だけど)行ったのもちょうど1月だったので、その時の写真を載せてみましょう。


こんな所です。

しかし、暑いのにけっこう人々が歩いておりました。走っておりました。自転車に乗っておりました。

用もないのに。

今回、この「用もないのに」というのが引っかかりましてね。
ハイキング大好きなんですけど。
歩く、というこの単純な行為が何とも言えずおもしろくて、なんだか長々と歩いているということが「かっこいい」とも思えたりして。

でも、「用もないのに」って気づくととたんに、やけに、かっこわるく思えてしまう。
これが、「この山の先に用事があるのだ。そこに行かなければならないのだ」ということでてくてく歩いているのなら、それも歩き慣れたふうにすたすたと歩いているのなら、どんなにかっこよいことでありましょう。

いや、たとえこの山の先に用事があったとしても、車でひょいと行けるような道が別にあるなら、わざわざ歩いていることはかっこよくも何ともないわけで。つまりやっぱり「この山の先に用事があるから行かなければならないのであり、この山道以外にそこに辿り着く道はないのでこうして歩いているのだ」ということでないとかっこよくはならないのです。「歩く」という行為はやはり移動の手段として存在するのでなければならないわけで、それも目的があるからこそ移動するというのでなければならないわけですよ。つまり、近江商人かなんかが江戸の街に用があるから、街道を歩いているうちに山に入ってしまったけど、もう何日も歩き慣れてるからこんな山道だって歩いちゃうのさ、とかいうのが理想。(近江商人は「ちゃうのさ」なんて言わんやろうけど)

なのに私には用がない。
なのにてくてく歩いてる。
なのに「暑い」とか文句言ってる。
変だ。
変だよね。
ああ、なんだか恥ずかしい。

なんて心の中で身悶えしながら黙って歩いていたら、いっしょに歩いていた山男はさらに不謹慎なことをつぶやいています。
「あそこの斜面をだーっとまっすぐ降りてきてたら、近道だったのになあ。えらい回り道させられたなあ。ぶつぶつぶつぶつ。。。」

おいおい。
我々は今日、たくさん歩くためにわざわざここに来ているのであり、ただ、歩くという目的のためだけに来ているのであり、それ以外に用事も何もなくてきているのであり,、、、なのに「近道」って、、、何のための近道なん?

用事がなくて歩いているということがこんなに気になってくるとやはり走っている人や自転車に乗っている人のことも気になりますよね。
なぜ君たちはそんなに急いでいるのだ、と。
君らはメロスか、と。
この道の先にセリヌンティウスでも待たせてるんかい、と。

あ、余計なお世話でした。

今年もこんな面映い思いをかかえながらそれでもてくてく歩き続けようと思っています。

2009年1月11日日曜日

じゅり〜〜っ!!





















皆様,遅ればせながらあけましておめでとうございます。
しかしながら、本来の定義によれば1月15日までが松の内ということですから、一応まだお正月気分ということで。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、我が家ではケーブルテレビでTV Japanという24時間日本語放送が見られることになっています。
が、本来テレビというものをあまり見る習慣がないので、せっかくの日本語放送もたま〜にしか見ません。
大相撲の場所中は毎日全取り組みが見られることが分かり、癖になってしまった、というのもほんの先場所のことです。
(日本は昨日始まったんですね、初場所。こっちは今日から毎晩見ます!)

それが、おとといの晩9時半ごろふとテレビをつけると「この後の番組」という一覧が流れている。

「10:10 ジュリー祭り」

ジ、
ジュリー祭りぃいぃ?

「人間60年 沢田研二コンサート」という副題も書いてある。
うわぁぁぁ、本物だ!モノホンだ!ジュリー様だぁぁぁ!!!

本当にこんな偶然があっていいのでしょうか。
1週間に2〜3度つけるかるつけないかのテレビをつけ、さらに訪れる確率の低いチャンネルに行ったらそこにジュリーが。

ジュリーには特別の思い入れがある私です。
しかし、スーパースターの座を降り、テレビにも出なくなり、紅白からも姿を消した頃,私も日本を去りましたので、今ではたまに昔の曲を聴いたり昔のビデオを見たりする程度で、いったい近年何をなさっているのかさっぱり知らないままに過ごしておりました。
(思えば、「寅さん」で田中裕子と共演したのを見て「ああ、もうあかん」と思ったのが転機だったように思います。)
時折、何かの拍子に触れるジュリーの映像は昔とはずいぶん様子が変わっており、それにつけても「もうあかん」と思っていたような、決して忠実なファンとは言えない私でありました。

まあ、長い話は端折りまして、そのジュリー祭りですが。
後で判明した所によると東京ドームでの6時間45分に渡るコンサートだったと。
それをNHK BSが90分の番組にまとめたものだったと。
で、どうやらTVジャパンがそれをさらに80分ぐらいに縮めてしまったものだったらしいと。
そんなことは知らずに見始めたわけですが、

すごかったです!!

いろいろと。

まず、出だしで私はショックを受けました。
あまりのその姿の変わりっぷりに。
「ちょっとこれは、私、大丈夫か?」と不安になりながら、居心地悪くながめておりました。
しかも!
「今日は80曲歌います!」って言ったぞ。
しかもどうやら全曲フルコーラスで行くらしいぞ。
しかも、めちゃくちゃ走り回っとるぞ、最初からずっと。
「ちょっとこれは、ジュリー,大丈夫か?」と、さらに不安を募らせながら、さらに居心地悪くながめておりました。

ところが。
「これってすごいダイジェストなんやろな」と気づき始めたころ、恐ろしいことにいろいろと気づき始めたのです。
なぜ、今のこのジュリーが東京ドームに3万2千人も集められる?
そして、なぜ観客のほとんどが昔のヒット曲以外の曲でもノリどころを知っててついて行っている?
なぜ、中盤になっても走り回っている?
なぜ、こんなに走り回ってるのに、息切れもせず伸びやかな声で歌える?
昔と声が変わってない!
60歳なのに!
いや、なんか、これ、すごい!

その昔,ジュリーファンだったころの私はテレビっ子。
洋楽なんかにはとんと疎く、テレビで流行ってるヒット曲が大好き。
ジュリーの曲もとにかく大ヒットした曲が大好き。
なのに、初めて聞く曲で感動してるわ,今日の私。

しみじみ嬉しくなって、しみじみドキドキして、涙が出そうになりました。

翌日、気になってこのコンサートの情報を探したら、記事もビデオも出るわ出るわ。
あらためてジュリーの偉大さに感服。
コンサートダイジェスト版といろんな情報を眺めた後に感じたことは、「人は年を取る。年齢とともに変わっていく。それはとても当たり前のこと。姿形も、考え方も、行動も全部変わっていく。過去にこだわってはいけない。今を大事に過ごせばいい。自分が自分であることは変わらない。今の自分を楽しめばいい」ということでした。

いや、最近仕事への取り組み方が以前と変わってきてて、どうなの?ってうじうじ思っていたものだから、そういうところに反映させてしまったのでした。

それにしても!
まったく新しい感動を与えてくれた今のジュリー、ありがとう!
絶対そのうちまたコンサートに行きたいわ。
アメリカに来て公演してよって思ってたけど、そんなちまちました舞台は似合わない。
私が出向きます。

ちょっと検索してる間に「田中 裕子(たなか ゆうこ、本名・澤田 裕子)」なんていう記述を見つけて、やはり落ち込む。
ジュリーファンの本質は変わりません!

いろいろ検索した中でこの方の記事が一番読み応えがありました。よかったらどうぞ。こちらをクリック