2009年6月19日金曜日

動物たち 金の山の巻

動物好きの友人と久しぶりにごはんを食べた。
「最近の動物体験を語れ」という嬉しいリクエスト。
語らせていただきましょう。

いろいろあるんだけど、じゃあまずは4月に行ったMontana de Oro(スペイン語で『金の山』。黄色い花がたくさん咲くから)の州立公園でのキャンプの話ね。

あ、それは海岸線をサンタバーバラよりもまだずっと北に行って,温泉で有名なサン・ルイ・オビスポを越えた辺りにあります。ハースト・キャッスルのあるサンシメオンよりは南やで。

キャンプ場はこんな感じ。

















うさぎもおるし、


















うずらもいっぱいおったよ。
トサカが提灯みたいで可愛いっしょ。

















サル。
















鳥が逆クエスチョンマークで飛んでた。






















ほんでこの断崖の横っ腹にね、

















鳥たちが住んでるの!

















海岸に下りたらアザラシがじっとこっちを見てたよ。


















ムール貝もいたので夕食のお供になってもらいました。


「お、焼けたぞ」
「いい匂いだ」
「どれどれ」
「ちょっと。食べても大丈夫?」
「『武士の一分』で目が見えなくなったのは貝のせいじゃなかったっけ?」
まだしばらく目は使えなきゃ困るということで、誰も箸を付けられなかったのだった。。。


というわけで、晩ご飯はバーベキューと豚汁だったんですよ。
ね?

















え?食べ物の話じゃなくて動物の話?
分かってる、分かってる。
とにかく、テーブルを見てください。こんな感じ。
















バーベキューコンロと豚汁の鍋があるでしょ?




















私と数々の山行を共にしてきたREIのカップもありますね?















このカップには今「森永ミルクココア」の粉が入っています。
お湯を沸かそうとしたところで
「まあまあビールを」
「まあまあワインを」
なんてことになってしまったので、ココアは飲みそびれていたのだ。

ビール。

















そうそう、動物の話ですよ。そうですよ。

そして皆おなかもいっぱいになり、後片付けをして寝ましょうということになった。
たいていのものは車の中にしまったけど、クーラー、バーベキューコンロはテーブルの周りに置いておいた。まだたくさん残ってる豚汁の鍋はベンチの上に。ココアの入ったカップは明日の朝飲もうということでテーブルの上に。
「海辺は熊の心配しなくていいから楽ねー」なんて言いながら各自就寝。

風の強い夜であった。

「ガタン」
という音で目が覚めた。
あれ?バーベキューコンロがどうにかなったかな?
となりのテントからCさんが出てきた気配がする。
私は眠いのでわざわざ起きたくないんだなあ。
「今の音、風ですか。」
「風,、、じゃないと思う、、、、あ!!」
「なに?」
「タヌキだ!」
「ええ?」

テントから飛び出す。
おおお、隣のサイトのキャンピングカーの下から目が光ってるぞ。
3匹!

タヌキと言っても正確にはアライグマですね。そう、ラスカルですよ。
我々のテーブルをライトで照らすと。。。

「ねえ、Cさん、豚汁のふた開けた?」
「んなもの開けねえよ。あ、足跡が!」

ラスカルのヤツ、鍋のふたを開けて、きちんとテーブルの上に置いていました。まるで人が開けたみたいに。
両手を入れて具を食べてたのかなあ。
写真がないのが誠に残念。
肌寒い朝の温かい豚汁楽しみにしてたのに。
これも誠に残念。

朝起きると、私のREIカップも消えておりました。
ラスカル,ココアおいしかったかい?
お湯もらいにきてもよかったのに。

ラスカル親子が出入りしてたと思われる穴です。


















キャンプサイトにぼこぼこ穴が空いてたので、ジリスが住んでるのかと思ったら、こいつでした。えっと、こいつの名前は、、、モグラじゃなくてプレーリードッグじゃなくて、、、、ど忘れしました。また今度。
















動物体験記は続く〜。

2009年6月16日火曜日

台湾料理

ブログ長いこと書いてないなーと思ってる間に3か月も経ってしまったのですねえ。
びっくり。

いろいろその間にイベントはあったわけなのですが、久しぶりで調子がつかめないので今日はとりあえず今こんな感じ〜という与太話のみ。

昨日台湾料理屋に行きました。
「レストラン」という雰囲気ではなく、さらに「料理屋」というよりも「飯屋」と言ったほうが近いのかもという雰囲気です。
























ここは台湾からの留学生に教えてもらった店です。
「安いです。おいしいです。台湾人がたくさん行きます。」という文句に釣られて行ってみたのが3年前。
おっしゃる通り。その通り。
英語が通じにくいのもそれっぽくていい。


この店に行くと頼まずにはいられないのが「サンピン」。
レジの横に冷菜の並んだショウケースがあって、ここから三つ好きなものを選ぶ。
三つ選ぶから「三品」なのだと思い込んでいたら、



「三拼」だったのねえ。この「ピン」という漢字、ここに出すのちょっと難しかったです。さてどうやって出したのでしょう???


さて我々が選んだ今日のサンピンはこちら。














ピーナッツの唐辛子炒め。
うまい!!ビールください!
でもここは「飯屋」さんなのでアルコールは置いてないのね〜。
それでも箸が止まらない。

そして、昆布の和え物。
なんか、こりこりでもふにゃふにゃでもない絶妙の歯ごたえとあっさりした味付け。
たまらん〜。

さらに高菜と豆腐の和え物。
湯葉かと思ったらどうも薄切りの木綿豆腐のようだ。
これもあっさりした味付け,止まりまへん。

四川料理の店もお気に入りがあってたまに行くんだけど、そこにもまさにこのサンピンがあるのです。品揃えはよく似てるけど、味が微妙に違う。どちらもうまい。
でも、基本的に台湾の味はあっさりが身上なのだろうと思われる。

メイン?はインゲンと肉の炒め物とワンタンメン。
どちらも写真そっちのけでいきなりがっついてしまったので、食べかけの画像ですみません。




















インゲンと「肉」の炒め物だったよね、頼んだのは。。。
「肉」はどこ?
え?あ、これ?
やけに生姜とニンニクがたっぷり入ってると思ったら、これミンチかいな。
インゲンがねー、強火でガッと炒めたんですな、これ。
火が通ってるのに生の色と香りがしっかりと。
アメリカの家庭用のコンロはとかく火が弱いので、こういう業務用の強火のコンロがうらやましいです。



ワンタンは中に高菜のような緑のものがたっぷり入っていました。スープの味もごくあっさり。
麺は、、、、ご覧の通り,、、うーん、何と言うのか、腰のないふやけた麺です。
この店、麺が売り物らしくてメニューの半分は麺なんだよね。
知人に「Sue's Kitchenって知ってる?」って聞いても「ラーメン屋さんでしょ」と言われることがある。ラーメン屋さんとしてなら来たくないわ、ここ、とまで思わせるような麺である。

でも、この全体的に漂うあっさり味がやさしくてやめられん。
ふにゃ麺にはがっつり真っ赤なチリソースをかけて食っちまいましたけどね。


というわけで今日はこの辺で。
おまけ(?)にくーちゃんの「死んだふり」。