2009年10月21日水曜日

オスカル?

うみゅう〜〜〜な日々である。

局地的にごく局地的にお上にたてつかなきゃあいけないような羽目に陥っており。
同じような立場の人たちと意見交換をせねばならないのだが、同じような立場の人々はほとんどアジア人なので今ひとつ消極的で誰も出る杭になりたがらない。
しかしこのままほっといたらお上の思うつぼ。。。。

「みんな,自分の言いたいことをはっきり言いましょう。ほかの人の意見に耳を傾けてほかの人の意見も尊重しながら、自分の立場をはっきりさせましょう。その結果統一意見ができなくてもいいじゃないの。とりあえず、あたしの意見はこうだから」
と意思表明。

な〜んとなく、人々の意見が見えてくる。
「よっしゃ、じゃあ、次はこういう作戦で!」
と勝手に作戦を披露する。

ふんふんと鼻息荒くなっている私を見て山男がひと言。
「あんたはオバマか」

いやー、そういう感じじゃないのよねえ、なんていうのだろうか。。。。そう、私の今の気持ちは「シトワイヤン!」と声高らかに三色旗を振り回して市民を引きずり回す、、、、じゃなくて市民の先頭に立って突き進むオスカルの気持ちなのよねえ。

いや、それとも「七人の侍」で村人たちを煽動,、、、いや鼓舞する侍の気持ちか。

ちょと待った。
オスカルも侍も結局は敵/官/お上にやられちゃうんじゃなかったっけ〜?

と思っている間もなく作戦開始!
おお、すると次から次へと市民諸君の援護射撃が続くではないか。うううう感激。やっぱりオスカルだ〜。

と思っている間もなくお上から「ふざけた真似はやめろ」の一撃。
紙くずのようにくしゃ〜っとやられてしまったか。。。。いやいや、アジア人諸君の胸の火は静かに燃え続けておるらしいことも伝わってくる。
何のことだかさっぱり分からなくて申し訳ありませんが、戦いは静かに続いています。

しかし、今回のこの自由民権運動を通して思い知らされつつあることは「長いものに巻かれる人も巻かれない人もいるが、巻かれる人の中にも様々な巻かれ方があるのだな」ということです。
中小企業の社長ぐれいさんが「最近の若いもんは〜〜〜」と嘆いておられまして、自分のへなちょこだった若い頃を思い出すと冷や汗しか出ないわけですが、最近は自分でもなかなか大人になってきたじゃ〜ん、と思っていました。ぐれいさんにも「20年も立てばしっかりするわよ」と胸を張っていたところでした。(そんなに待てるか!と一蹴された。ごもっとも。)

でも、この長いものへの巻かれ方模様を眺めていると「ああ、そうか、世間はそうなのか。まだまだ青いわ、私」と、大人への道のりの長さにめまいを起こしそうになったりしているのでした。

だがしかし!抵抗の勢いは抑えなきゃいけないのかもしれませんが、妥協はしませんぜ!もしかしてラストサムライがいちばん近いのか。やっぱり踏みつぶされる運命なのか。まあ、いいや、渡辺謙渋かったし。

みなさん(シトワイヤン!),わけ分からないまま応援してて下さいまし。

2009年10月13日火曜日

アメリカンな和菓子たち

和菓子のくせになんでアメリカンかというと、それはアメリカで手に入る材料で作る和菓子だからです。
といっても、日系スーパーがあちこちにあるこの土地では、あまりアメリカンでもないのですけどね。

まずは最新作,もち粉マフィン!





















ウチの食料庫の中には衝動買いをした食材がいろいろ置いてある。もちろん使うつもりで買ったのだが、その後,時間がなかったり気が変わったりして使わないままいろいろなものが溜まっていくのである。

そしたら、お友達のじょうちゃんが「もち粉マフィンを作った!うまい!」と言うではないか。もち粉、長い間食料庫に眠ってます!小豆あん、缶詰買ったまま使われるあてがありません!教えて、教えて、とレシピをせがんで教えてもらいました。

もち粉(つまりもち米の粉)って簡単にお餅が手に入らないアメリカ在住の日本人向けにアメリカだけで売られてるものかと思ったら、日本でも売ってるのですってね。日本では見たことなかったような気がするんだけど。

じょうちゃんは、きゅうりさんから教えてもらったそうです。きゅうりさんはあちこちのレシピを自分で工夫して改良してこのレシピを編み出したそうです。混ぜて焼くだけ。私にもできるんだからどんだけ簡単かお分かりでしょう。

では、きゅうりさん,じょうちゃん、失礼してここにレシピを載せさせていただきます。


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もち粉マフィン 18個分 (私のは12個型だったけど、ほぼちょうど良かったです。)

材料

卵(大)  3個
砂糖 1/2カップ
もち粉 カップ2
ペーキングパウダー 小さじ1
塩 小さじ半分
サラダ油 2/3カップ
牛乳 1カップ半
餡 適量(1カップ半ぐらい)


1。オーブンを350度F(日本なら176度)にセットする。
2。マフィンの型にマフィン用の紙を敷いておく。
3。スプレーのオイルをかけておくと、取り出しやすい。
  (私はしなかったけどだいじょうぶでした)
4。卵を卵白と卵黄に分ける。卵白に砂糖を入れ、よく泡立てる。
5。卵白が泡立ったら、卵黄を加え、よく泡立てる。
6。5にもち粉、ベーキングパウダー、塩、油、牛乳を入れよく混ぜる。
7。6をマフィン型の半分ぐらい入れ、そこに餡を入れる。餡の上から残りの6を加える。
8。350度のオーブンで30分ほど焼く(焼き加減を見て)。

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でね、焼き上がりの中身はこんなん。
















ね。中がつまってる感じでしょう?モッチリもったりして、このモチモチ感がたまらんわけです。いちばん外側は微妙にさくさくしてて、その微妙さ加減がうまい!バターじゃなくてサラダオイルなのであっさりしてます。こってりしたのが好きな人はバターでもいいのかも?


あ、そういえば!
私きゅうりさんのもち粉関係のレシピを使わせてもらうのは2度目だった。
一度目は大福でした。






















これも簡単なくせにおいしかったなー。
きゅうりさん、ありがとね!

そういえば、じょうちゃんもきゅうりさんもちゃんとあんを自分で作るそうだ。
私のもち粉マフィンは缶詰の小倉あん。大福の時はハイキング隊の副隊長にいただいたあんを使いました。

だって、私にとってはあんづくりって大仕事なんだもの。
そうなんです。一生に一度だけ作ったことあります。あん。
〜〜〜 大阪でも広島でもこの場合「あんを炊く」というのがしっくり来るのですが、また東のほうの人たちに「炊くのはご飯だけ!」とか怒られそうなので「作る」にしとくわ。〜〜〜


えーと、これも一生に一度だけ作ったことのあるおはぎ。もうかれこれ3年前か。そう。この時に一大決心して小豆を炊いたのじゃった。(ええい、炊くでええわ、やっぱり)
















これは確かNHKの「きょうの料理」のレシピを見たんだと思います。同じ号に「ついでに作れ」と書いてあったので、作ったきんつばもどき。
















なんで「もどき」かというと中身があんだけじゃなくて、おはぎのご飯もいっしょに混ぜるというものだったので。これは見た目普通のきんつばみたいでおいしそうですけど、うーん、やっぱりあんこご飯でした。

よく考えたらたいていのお菓子も料理も一生に一度ってのが多いなあ。でも、もち粉マフィンは近いうちにまた作りたいと思ってま〜す。(ちょっとヤケドしちゃったけど。とほほ)

2009年10月4日日曜日

ごぼう









我が家のゴボウ畑。
例によって間引きしてない。

















なぜかキャットニップと共存。
キャットニップというのはミントの仲間ですけど、ニャンコさんにとっての効果はマタタビと同じ。普通は乾燥されたものがニャンコおもちゃとかに入ってたりするけど、生でも効果は当然ある。

「あるある」
(くーちゃん)


キャットニップは置いといて。ゴボウの話。
ゴボウを育てるのは今年初めて。
山男が種をまいてみた。
本を見ると「葉っぱが一部枯れ始めたら食べられる」と書いてある。
うーむ、まさに食べごろの状態?
と言いながら、この状態がかれこれ1か月以上続いているのだ。

2度ほど収穫して食べてみましたが,おおお、フレッシュでうまいじゃん!
ちょっとアクが強いけど、我が家のゴボウだと思うとなおさら愛しい。

しかし、この料理の得意でない日本人と西洋人のカップルでゴボウをこんなに食べきれるわけがない。。。。
と放置したまま1か月以上。
おいしいのになあ。。。どうしたもんかなあ。。。
おお、そうだ!
今日はお友達と晩ご飯。ついでに配ってしまえ。

「今日はあたしが掘るから!」
と、スコップ片手に日よけ帽子もかぶり、いざ庭へ。
「簡単じゃないんだよん〜」と山男はニヤニヤ。
「ふん!ひたすらまっすぐ掘ったらええんやろ!」
と掘り始めるが。。。。

すみません。
簡単じゃありませんでした。
スコップ小さいし。
ゴボウ密生してるし。
キャットニップのミントの匂いはムンムンするし。
しーちゃん、くーちゃんに手伝ってもらってたら、キャットニップハイで使い物にならんかったやろねえ。
土掘りぐらいできそうやけどねえ。



























奮闘中。
まだまだこんなぐらいでは抜けてくれません。





























だああ、とりあえず今日はこれだけ。
まん中のいちばん長いので43cmありました。
43cmも垂直に土を掘るなんて、人生初の経験やなかろうか。
長生きするといろんな経験ができるもんやね。
ふい〜、疲れた。

ウチの分もちょっと置いといて。
どうするかなあ、とりあえずきんぴらかなあ。
素揚げとかてんぷらもおいしいよねえ。

まだどうなるか分かりませんが、以前、いろいろてんぷらにして翌日のお昼に野菜天丼にした時の写真で雰囲気を味わっていただきましょう。
おおお、お宝のミョウガがのってるわ!
(ミョウガただ今の南カリフォルニア相場3本1パックで$6.99 = 627円!!)











アクの強いゴボウ,、、、それはつまりガスを発生させるゴボウなのだ。
お友達に嫌がられませんように。
ふふふ。いや、ぷぷぷ?

2009年10月3日土曜日

珍客



えっと、お客さま、お客さま?
どこにいらっしゃるんですか?









あ、こんなところに。
えっと、、、お見かけしないお顔ですが、こちらは初めてでいらっしゃいますか。








ああ、もしかしてオポッサム様?
はじめまして〜。
もしかして、年少さんぐらいですか、まだ?
お一人でご滞在?まあまあ、光栄ですこと。
もっといいお部屋を用意できますのに。この隅っこがよろしいんですか。
おくつろぎになれますか?






あ、何か言いたいことがおありになる?










「うるさいわ〜。あっちいけ〜」

あはは、失礼いたしました。
では、ごゆっくり〜〜〜。




この辺りでは害獣に数えられるオポッサム、実物を見るのは初めて。
変な動物だけど、赤ちゃんはやっぱり愛らしいわ〜。
夜行性で動きがスロ〜〜なので、ああやって口開けて威嚇するぐらいがせいぜいなんだそうです。
こんな動物がウチの裏庭で静かに育っていくなんて嬉しいわ〜。


と思ったら、今朝みたら自分の寝床の上に植木鉢をひっくり返して姿を消していました。
「なんや、こんな宿、気に入らんわ!!」
って夜中に暴れてぷいっと出て行かれたのでしょうか。

オピちゃんって名前まで付けたのに。
帰ってきて、オピちゃん〜〜〜。