2009年3月19日木曜日
砂漠
砂漠に行ってきました。
アンザ・ボレゴ州立公園という所です。
我が家からフリーウエイを乗り継ぎ、なんとも牧歌的な田舎道を走り、そしてワイルドな岩山の景色を見ながら走ること3時間。
もうこれだけで別世界〜です。
なぜこんな所に来たのかと言うと花見の季節だからです。
こんなことや
こんなことや
こんなことになっとるわけです。
さらに砂漠ですからして、こんなことにもなっとるのです。
う〜〜ん。まるで手塚治虫のマンガに出てきそうな植物ではありませんか。
これがなかなかどうして、背の高いサボテンなのですよ。オクティーヨという名前だそうです。
花の部分をアップにするとこんなことになってます。
何が嬉しいって、州立公園で、花見の季節で、駐車場は出て行く人をせき立てるようにして探さないと停められないぐらい人気のある場所なのに、こうしてちょっと荒野に踏み込むと♪この広〜い野原いっぱい♪私だけのものになってくれることなんです。
見渡す限り人の姿が見えない。
太陽は照りつけているのに汗が流れる間もなく乾いて行く湿気のなさ。
そこに絶えず流れるどこか冷たさの残る風。
チイチイと鳥の鳴く声。
がさっ。
え?
おお、野うさぎじゃ!
この砂漠にいるのはオグロジャックウサギといって,うちの近所の海辺で見る普通の野うさぎとは違ってけっこう体の大きい耳の長いウサギです。
バルルルルッ!!
ぎゃー!!!!何!!!!そこの茂みからああああ!!!!
と飛び退く私。
と見ると私の気配に驚いて慌てて逃げて行くウズラたち。
バルルッというのは驚いたウズラの羽の音だったんですねえ。
飛べよ、だったら。
ともかくも、浮世離れしたなんとも幸せな時間を過ごしたのでした。
その後人気スポットに移動し、他人様たちといっしょに見つけたのはこの花。
ゴースト・フラワーというのですって。
ご覧の通り、花の色が薄緑色で葉っぱとあまり区別がつかない。
その気で見ないと見過ごしてしまうような花です。
でも、なんとも愛らしいではありませんか。
この後、まだまだ冒険は続いたのですが、それはまた次回に。
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2 件のコメント:
わたしねえ、前世のどっかで絶対「砂漠」に住んでたと思うのよ〜。つーか、ほとんどゴビ砂漠だけど。
ああ、いいな。砂漠。
雪一面の畑を見て砂漠を思うおりひめでした。
ゴビ砂漠と、カリフォルニアやオーストラリアでいう砂漠は全然イメージが違うよねえ。日本人にとって「砂漠」ってやっぱりゴビ砂漠や鳥取砂丘だよねえ。でも、こっちの砂漠もなかなかいいもんですよ。
ニューメキシコ,地図で見て『national forest』って書いてあるから森のようなものを想像していたら、行ってみたらサボテンみたいな低木ばっかしやんか!っていうのもあったし。認識のズレってすごいわね。
雪一面とゴビ砂漠には通じる所が大きいのでは?
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