日本人5名、アメリカ人3名、ドイツ人1名でにぎやかなディナーでした。
いやー、飲んだ、食った。
私が持って行ったのは
マグロとタコのカルパッチョ。きゅうりと大根の薄切りを挟んで。上にのっけてるのは春菊です。簡単でうまいっすよ。オリーブオイル、ワインビネガー、オレンジシャンペンビネガー(アメリカにいる人はTJで手に入ります。絶対おすすめです!)、塩、引き立て粒こしょう(黒でもいいけど、緑や赤だと楽しい)、お醤油ひと垂らしです。
もう一品は
この写真手前のサーモンとピーマンの南蛮漬け。
ケンタロウ氏のレシピです。
これも簡単で失敗なくうまいのでよく作ります。ケンタロウ,カツ代親子(の本)にはまったくよくおせわになっております。
写真の向こうにあるのはお客さまの一人がもってきたラザニア。きちんと作ってあるラザニア(私のは簡単ごまかしだからなあ)でおいしかった〜!
もう一人のお客さまのお料理はほっこりおいしい肉じゃがでしたが,写真を撮るのを忘れました。ゲージングループが「何これ?ヌードル?」とわいわい言っておったのは糸こんにゃくです。和食好きを標榜するアメリカンの間でもハードルの高い食べ物がこのこんにゃく。
我が家では「グレイ・マター(灰色の物質)」と呼ばれています。アメリカンには理解できない食べ物らしいのです。
こないだも郊外の日米夫婦のウチにこんにゃくを買って行きましたら、アメリカンだんなが「何これ?」というので「グレイ・マター」と答えたら、「おま、な、なんん、、、、、グレイ・マターって意味知ってるの?」と飛び上がられてしまいました。脳のことなんだって。おお、灰白質ね。
とにかく。
我が家でもご他聞に漏れず不評のこんにゃく。糸状だとオーケーだとこの聖夜に判明したのでございます。そしてそれはまたゲージンご一同様の統一見解となったのでございました。肉じゃが,日米相互理解への貢献度高し!そしたら作った本人(大阪女)が「あたしも普通のこんにゃくだめなんですよー。糸こんにゃくしかあかんくてー」と言ってました。そういうものなのねー。
そしてメインは、、、って何がメインだか何がなんだかもう分からなくなるぐらいいっぱい食べたのですが。Cちゃんの大盤振る舞い。
ローストチキン。2羽焼いたそうな。ニンニクとローズマリーで味付けした皮がぱりっとして肉がジューシーでうまい!
3日がかりで煮込まれた豚の角煮。絶品!
4種類のキノコづくし!キノコ大好きさ。
ケールとベーコン。ケールって意外とクセがなくていい付け合わせだねー。
ああ、おいしいおいしいとバクバク食いまくる。そうこうするうちにも白ワイン1本,赤ワイン2本が回ってくる。そうこうするうちにも泡盛2本も回ってくる。そのうちなぜか泡盛利き酒大会になり、Cちゃん夫の書斎からまた一本。
久米仙
島唄
ニコニコ太郎
と飲み比べ、この日の優勝泡盛は「島唄」。リッチな味わいで他を制しました。
最近はイモ焼酎がうまいのねーと思っていたのですが、泡盛もうまいのねー。そして泡盛はタイ米で作るんですってね。知らんかったー。
このように酒飲みたちは盛り上がっておりますが(当然島唄を飲みながら島唄を歌うわけだ。寅さんのものまねをするヤツまで出てくるわけだ。手品も出てきたり、マーロンブランドになったりするヤツもいるわけだ)
ところが、飲まない人も当然いるわけ。
あまり料理のおかわりをしない人もいるわけ。
こいつらはCちゃんのデザート狙いなのだ。
Cちゃんのデザートは半端じゃなくうまいのだ。
抹茶ティラミス。
パッションフルーツムースケーキ。
チョコレートスフレケーキ。
その他にもチョコチップクッキーとか、ローズマリーのクッキーとか、いろいろあっておいしかったわけですが、私の1位はパッションフルーツムースケーキ!山男は「う〜〜〜〜〜〜ん、難しいが僅差で抹茶ティラミス!」でした。
いや〜、苦しい〜〜〜、もうだめ〜〜〜〜と倒れそうになっている私の横で「何かもうちょっと食べたいんだけどな〜」と首を傾げる手品師。「それはきっとフルーツでしょう!」「おお、まさにその通りだ!」と手品師はどんぶり一杯のフルーツ盛り合わせをシャクシャク食べておりました。おそろしや〜。
手品師も恐ろしかったが、翌朝「お腹が空いて目が覚めた」とノタマワったCちゃんも怖いぞ。この二人はそして決して太らない。底なし胃袋夫婦なのだ。
26日は底なし胃袋夫婦と文化的な催しへ。バレエ「くるみ割り人形」です。アメリカではこれをクリスマスの時期に見るのが定番なんですってねー。というわけでCちゃんも山男も子どもの頃に見たことがあるそうですが、手品師と私は本物のバレエを見るということ自体初体験。終演後早速スニーカーでつま先立ちを試しているお茶目な手品師でした。
劇場のクリスマスツリー。
手品師といえば、こんにゃくといえば、クリスマスよりちょっと前の話ですが、手品師のおかげで生まれて初めてこんにゃくの寿司というものを食べてみることができました。
こんにゃくがぜーんぜん臭みがなくってとっても上品ないいお味に炊いてあるんですわ。そして中のご飯はしょうがとユズの香りがたっぷり。これは衝撃的なお味でございました。高知の片隅でおばちゃんがひっそりと作って売っているこのこんにゃく寿司が、なぜ南カリフォルニアで私の胃袋におさまったのか。その謎に包まれた経緯こそが韓国と福岡に出張に行っただけのはずの手品師の手品師たる所以なのでありました。
4 件のコメント:
いやー、これ食い過ぎでしょ。食い倒れサバイバルゲームみたいな。
それにしてもみんなうまそーだなあ。。じゅる。
>ケンタロウ,カツ代親子(の本)
僕も、この親子は凄いなと思います。大抵外さないですよね。この方々のレシピ。どれも美味いです。
山女さんひょっとして、、Weight gain なさいました(^^)? うひひ。
カワサキさん、
はい、食い過ぎです。
はい、うまいです。
はい、gain いたしました。
毎年この時期の標語は「食欲解禁無制限1か月勝負!」なんです。
3が日が開けてお正月の残り物がなくなる頃、「厳戒ダイエット制限だらけ1か月勝負!」が始まるのも恒例です。とほほ。
うううー、さっきまでドリアン食べすぎでお腹いっぱいだったはずなんだが、めちゃくちゃ空いてきました。目に毒…。
それにしてもやっぱり限界ダイエット1か月があるわけですね。私も肝に銘じます。
何とかせねば。
ケンタロウ、私、いまいちなんですが。
カツ代のチョコレートファッジは簡単でいいんだけどなー。
ゴトウさん、
スーパダイエット明日から開始です。つまり正月料理の残りを今日中に片付けなければなりません。
ケンタロウ、初期は(今も?)簡単をウリにしたレシピが多かったので、私向きでした。お母さんにはいろんなコツを学んでいます。でもお母さんのレシピは実はちょっとめんどくさかったりちょっと古かったりするんだなあ。古い本を読んでるからか!
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