2009年1月11日日曜日

じゅり〜〜っ!!





















皆様,遅ればせながらあけましておめでとうございます。
しかしながら、本来の定義によれば1月15日までが松の内ということですから、一応まだお正月気分ということで。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、我が家ではケーブルテレビでTV Japanという24時間日本語放送が見られることになっています。
が、本来テレビというものをあまり見る習慣がないので、せっかくの日本語放送もたま〜にしか見ません。
大相撲の場所中は毎日全取り組みが見られることが分かり、癖になってしまった、というのもほんの先場所のことです。
(日本は昨日始まったんですね、初場所。こっちは今日から毎晩見ます!)

それが、おとといの晩9時半ごろふとテレビをつけると「この後の番組」という一覧が流れている。

「10:10 ジュリー祭り」

ジ、
ジュリー祭りぃいぃ?

「人間60年 沢田研二コンサート」という副題も書いてある。
うわぁぁぁ、本物だ!モノホンだ!ジュリー様だぁぁぁ!!!

本当にこんな偶然があっていいのでしょうか。
1週間に2〜3度つけるかるつけないかのテレビをつけ、さらに訪れる確率の低いチャンネルに行ったらそこにジュリーが。

ジュリーには特別の思い入れがある私です。
しかし、スーパースターの座を降り、テレビにも出なくなり、紅白からも姿を消した頃,私も日本を去りましたので、今ではたまに昔の曲を聴いたり昔のビデオを見たりする程度で、いったい近年何をなさっているのかさっぱり知らないままに過ごしておりました。
(思えば、「寅さん」で田中裕子と共演したのを見て「ああ、もうあかん」と思ったのが転機だったように思います。)
時折、何かの拍子に触れるジュリーの映像は昔とはずいぶん様子が変わっており、それにつけても「もうあかん」と思っていたような、決して忠実なファンとは言えない私でありました。

まあ、長い話は端折りまして、そのジュリー祭りですが。
後で判明した所によると東京ドームでの6時間45分に渡るコンサートだったと。
それをNHK BSが90分の番組にまとめたものだったと。
で、どうやらTVジャパンがそれをさらに80分ぐらいに縮めてしまったものだったらしいと。
そんなことは知らずに見始めたわけですが、

すごかったです!!

いろいろと。

まず、出だしで私はショックを受けました。
あまりのその姿の変わりっぷりに。
「ちょっとこれは、私、大丈夫か?」と不安になりながら、居心地悪くながめておりました。
しかも!
「今日は80曲歌います!」って言ったぞ。
しかもどうやら全曲フルコーラスで行くらしいぞ。
しかも、めちゃくちゃ走り回っとるぞ、最初からずっと。
「ちょっとこれは、ジュリー,大丈夫か?」と、さらに不安を募らせながら、さらに居心地悪くながめておりました。

ところが。
「これってすごいダイジェストなんやろな」と気づき始めたころ、恐ろしいことにいろいろと気づき始めたのです。
なぜ、今のこのジュリーが東京ドームに3万2千人も集められる?
そして、なぜ観客のほとんどが昔のヒット曲以外の曲でもノリどころを知っててついて行っている?
なぜ、中盤になっても走り回っている?
なぜ、こんなに走り回ってるのに、息切れもせず伸びやかな声で歌える?
昔と声が変わってない!
60歳なのに!
いや、なんか、これ、すごい!

その昔,ジュリーファンだったころの私はテレビっ子。
洋楽なんかにはとんと疎く、テレビで流行ってるヒット曲が大好き。
ジュリーの曲もとにかく大ヒットした曲が大好き。
なのに、初めて聞く曲で感動してるわ,今日の私。

しみじみ嬉しくなって、しみじみドキドキして、涙が出そうになりました。

翌日、気になってこのコンサートの情報を探したら、記事もビデオも出るわ出るわ。
あらためてジュリーの偉大さに感服。
コンサートダイジェスト版といろんな情報を眺めた後に感じたことは、「人は年を取る。年齢とともに変わっていく。それはとても当たり前のこと。姿形も、考え方も、行動も全部変わっていく。過去にこだわってはいけない。今を大事に過ごせばいい。自分が自分であることは変わらない。今の自分を楽しめばいい」ということでした。

いや、最近仕事への取り組み方が以前と変わってきてて、どうなの?ってうじうじ思っていたものだから、そういうところに反映させてしまったのでした。

それにしても!
まったく新しい感動を与えてくれた今のジュリー、ありがとう!
絶対そのうちまたコンサートに行きたいわ。
アメリカに来て公演してよって思ってたけど、そんなちまちました舞台は似合わない。
私が出向きます。

ちょっと検索してる間に「田中 裕子(たなか ゆうこ、本名・澤田 裕子)」なんていう記述を見つけて、やはり落ち込む。
ジュリーファンの本質は変わりません!

いろいろ検索した中でこの方の記事が一番読み応えがありました。よかったらどうぞ。こちらをクリック

6 件のコメント:

orihime さんのコメント...

いやー、心配してたのよー。「ジュリー祭り」どうなったんだろうって?で、NHKでやってたのも見られなかったし、、、ネットではいろいろ話題になってたみたいだけど、一般テレビのワイドショーでは、話題にならなかったからー。

紹介してくれたライブレポ、確かに読みごたえありました。

ちょっと前にNHKの別の番組で「ジュリーの軌跡」というのをやっていてそれは見たのだけど、ヒロミゴーと比べてはいけないが、やはりプロデュース「されすぎ」の「アイドル」だったんだなあと思えたのでした。(やはりピーナッツとの離婚で「干された」のでしょうか?)だけど、とても「人間的」ですよねー。

私は「晴れのちブルーボーイ」が好きでした。

って、私がジュリーを熱く語ってどうする?しかも新年の挨拶も省いているぞ!(喪中で失礼してます。)

今年もよろしく〜。

おりひめ

山女 さんのコメント...

おりひめさん、

「ジュリーの軌跡」???
ああ、そんなんもあったのね。。。。
もう、見たいみたい、何でも見たい。

今朝、車の中でジュリーの古いCDをかけてたんだけど、もう満たされないのよぉ、それでは。
今のジュリーをプリーズ!
って感じで。はああああ。

おりひめの熱い思いを語ってくれてありがとう!
「晴れのちブルーボーイ」って、渋いわ!

匿名 さんのコメント...

ジュリーは世代違いで失礼させていただいて。。。w
このお雑煮、LA作?いや、山@LA作?!
すごい!!!!
なんて美味しそうなの!!!
そしてなんて美しいの!!!感激!!
それに引き換え、私がOahuで作った雑煮ったら。。。しょぼん
(北海道風鶏ダシに餅と凍み豆腐。三つ葉の変わりに香菜入れたら、生姜と一味も入れたくなって、すっかり「タイ風」に。。。ライムも入れるべきだったか。。)

正月は、あと何を作ったの?

匿名 さんのコメント...

ジュリー私も去年のNHKで見て狂喜乱舞しました。眼を開けてみなければ往年のジュリーだわー。かっこいいです、ジュリー! って叫びました。

山女 さんのコメント...

達人,

世代違いって,あんた「追憶」が好きって言ってたくせに。

「タイ風雑煮」って、おいしそうやん!!
私のお雑煮もおいしそうでしょ。今年は,おいしくできたと思うよ。

なのに元旦、雑煮を食べながらの会話。
山女「『ああ,やっぱり雑煮がないと正月になった気がしない』って思えるようになったらあんたも立派な日本人なんやけどなあ」
山男「え,ボクはたった今『一体どこのどいつがこんな奇妙な食べ物を考え出したんだ』って思ってたところです」
やて。
お餅がやっぱりハードル高いみたいね。
数の子も全然ダメでした。

雑煮以外は今年は宴会もしなかったので,ばら寿司(達人が前食べたものにユズ皮を投入してパワーアップ!)と豚バラ豆鼓ミソ漬(えっこさん)と数の子だけ作りました。

あとはお友達にたくさんおせちをもらったので,私はハッピーなお正月を迎えられたのでした〜。

山女 さんのコメント...

匿名さん,

どこのどなたか存じませんが,コメントありがとうございますぅ〜!

去年の紅白のジュリーって,2007の大晦日ですよね?阿久悠さんの追悼かなんかで昔のビデオで出てたやつですよね?
あれは目を開けていてもジュリーでしたよ。ふふふ。

今日も世界のあちこちでいっしょに叫びましょうね。
ジュリーっ!